2012年7月1日日曜日

アコギの弦、ゆるめる?ゆるめない?

アコースティックギターの弦は、
エレキの弦と比べて同じ太さでも、張力が強いです。
また、アコギは構造的にも強度が弱いです。 

そこで問題になるのが、
弾かない時に、ギターの弦をゆるめた方が良いのか?
と言うことです。

これには色んな説がありますが、
取りあえず、私が実践している方法をご紹介します。

アコースティックギターのトラブルで怖いのが…















ネックとボディのつなぎ目で反ってしまう、
「ネック起き」「ハイハネ」と呼ばれる現象と















ブリッジが浮いてきてしまったり、剥がれたりしてしまう現象等です。
どちらも修理には、結構な費用がかかります。

結論から言いますと、
こういう状態になってしまわないために、弦はゆるめた方が良いです、
ですが!「ぱっと」手にとって素早く弾ける状態の方が、練習する気になりやすのも確かです。
そこで…
私は2種類の弦の太さを使い分けます、
.010~.047と
.011~.052のセットを使いますが、
経験上 .010~のセットはゆるめなくても、
上記のトラブルになった事がありませんので、ゆるめていません、
音量が小さめでも大丈夫なエレアコに張ります。
.011~のセットは、
張力もだいぶ強くなりますので、
弾かない時は、全弦を1音下げています、
これで上記のトラブルになった事はありません。

と言うわけで.010~セット以外は、ゆるめた方が良いと思います。
弦が太くなるにつれて、ゆるめる音程も大きくした方が良いでしょう。

ですが、あくまで一つの方法なので、
この辺は自己責任でお願いします。

あまりゆるめ過ぎると、
ネックが「逆ゾリ」になりやすくなったり、弦が切れやすくなります、。
また、私に弦の張り方のレッスンを受けた人は、わかると思いますが、
いわゆる「リセット」の状態になってしまうので、そこからのチューニングは、
「ちょっと手にとって弾く」には、手間が掛かり過ぎてしまいます。
(弦の張り方一つで、音も、弾き心地も、すごく変わってしまうのです)


エレキギターでも、フルアコ等は太い弦を張る事が多いです。















JAZZのレッスンになると登場してくるフルアコです。
.011~の弦を張っていますが、弾かない時は、半音下げています。
.010~以下の場合は、やはりゆるめません。

*長期間弾かずに置く場合は、.009~でも1音程度ゆるめています。



JSロックギタースクール

2012年6月28日木曜日

Ibanez スティーブ・ルカサーモデル

 生徒のHさん所有のIbanez スティーブ・ルカサー モデルです。
 スティーブ・ルカサーのギターは、
有名な「ロボットギター」のイメージが強いですが、
こんなモデルもあったんですね。

珍しいので、レッスン後に許可を貰ってパシャリ。





















綺麗な塗装です、トップはバーズアイメイプルのようです。
近年は木材不足やコストカットで、木目がプリントの物も多いですが。 
この時代(1983年頃?)は、まだ贅沢に木材が使えていますね。
ブリッジの構造が特殊で、少々難儀しましたが、
いつもの私の調整法で、弾きやすくなりました!





















私のAH-20と並べて、
80年代Ibanezのレアな?ツーショットです。


JSロックギタースクール

2012年5月17日木曜日

Ibanez AH-20のブリッジサドル

IbanezAH-20のブリッジサドルをオリジナルの物に戻してみました。











駒が大きく、窮屈そうです。
スチールのサドルにした音も悪くないです、でも… 











弦間ピッチが広がるため、1弦が落っこちそうです(*_*)
さて…どうしましょうか、縦揺れのビブラートをしなければよいのですが…
しばらくこれで弾いてみます。



JSロックギタースクール

2012年5月3日木曜日

TomAnderson Classic 94

久々のギター紹介です。
現在メインギターのTomAnderson Classic 94年製です。



























スペックは
Body -Swamp Ash
Neck -Hard Rock Maple
Bridge - FloydRose
Pickups -SL1R SK1 HN3
です。

メイプル指板にアッシュボディは、私の好きな組み合わせで、
他に同スペックのストラトを2本所有しています。

音は、まろやかスムーズな感じですが、シャープさもしっかりあります、
私の求める大概のプレイに応えてくれます。

シングルコイルは、事実上「スタックハム」と呼ばれる、
縦型のハムバッキング構造です。
通常のシングルコイルより、ノイズは少ないですが、少し音がマイルドになります。
コイルタップで通常のシングルコイルの様な音も出ますが、
ノイズキャンセル効果は、なくなります。

オリジナルではなく色々手が加えられていて、
オリジナルのブリッジはケーラー製のようでしたが、
私が中古購入した時に既に、フロイドローズに変更され、
ストラップピンもシャーラーの物に交換されていました。

私が行った改造は、
コイルタップスイッチ追加(フロント、センターのみ)
トーンをフェンダーのTBXトーンコントロール
(通常のハイカットに加えて高域の強調が出来る)に交換、
フリーダム製のステンレスフレットにリフレットしています。




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2012年3月17日土曜日

アコースティックギターのストラップ

昔ながらのストラップピンが片側にしかないギターの場合、
ヘッドに、ひもで括って装着するわけですが、
オープンコードを弾く時に、とても邪魔になりやすいです。

対策として、ナット付近ではなく、
6,1弦と5,2弦のペグの間に括ったりしてました。

ですが、これでも邪魔になる事がしばしあるわけです、
その問題が解決出来る良い物を見つけました!
PLANET WAVESのAcoustic Quick-Release と言う物で…















この様にひも部分が長く、ナット付近で括っても殆ど邪魔になりません。















こうして分割出来るので、
ヘッドにもストラップにも、ひもが括りやすいですね。
とても簡単です。 



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